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SCANDAL TOMOMI × Bye Bye Boy soyoka BASS TSUCHOOL 最終回 ついに2人のオリジナル・ベースが完成!

“進化系ガールズ・バンド” として快進撃を続けるSCANDALからTOMOMI、
そして事務所の後輩であり、サックスを含むガールズ・インスト・バンドBye Bye Boyからsoyoka。
2人が強力タッグを組んで、“同じステージでベース共演”を最終目標にオリジナル・ベースを作るこの連載。
いよいよ最終回となる今回、ついに2人だけのオリジナル・ベースが完成に…!
塗装が完成したボディーに、ネックを始め、さまざまなパーツを組み込んでいきます。
そうしてついにお目見えとなったベースに2人の反応は…?!

取材・文◎布施雄一郎/teena 撮影◎ほりたよしか

  • page1 パーツを組み込む
  • page2 ついにベースが完成!
  • page3 必見! ベース動画講座 最終回

1 回路部分を配線していく

▲配線から。ジャックのアース線を繋ぐ。経験済みのハンダ付け作業なのでスムーズ。

▲同じくアース線をハンダ付けするsoyokaの手元。パーツも小さく、繊細な作業だ。

▲ハンダがしっかり付いているか、線が正しく繋がっているか、藤掛くんのチェック中。

何でアースって言うんですか? 神秘的ですね……(TOMOMI)

前回、最大の難関と思われたボディーの塗装を“ナイス・グルーヴ”で見事に仕上げたTOMOMI&soyoka。今回は、ついにBASS TSUCHOOL連載ファイナル! 第2回でESP新東京工場を見学した際も最後に行われていたパーツの組み込み、ネックの取り付け、そしてサウンド・チェックだ。

これまでと同様に、teenaオフィシャル・サポーターである専門学校ESPミュージカルアカデミーからギタークラフト研究科 鈴木くん&藤掛くんの2人からアドバイスを受けながら、TOMOMIとsoyokaはシールドを接続するジャック部分のハンダ付けにチャレンジ!

藤掛:緑色の線が信号線です。これを“ホット”と呼んで、黒い線は“アース”と言います。

TOMOMI:何でアースって言うんですか?

藤掛:信号の電圧の基準を地球にするからです。例えば、山の高さは地球の表面を基準にして表しますよね。それと同じように、電気も地球を0Vの基準にするんです。

TOMOMI:神秘的ですね……。

むむむ…電気の話はちょっと難しいけど、このアースをしっかり配線することで、ノイズが抑えられるというわけですね。信号を伝えるための線が大事なのは当然だけど、このアース線のハンダ付けも超重要!

そんなレクチャーを受けている間に、ギター・クラフト科卒業生のsoyokaは、さすがのハンダ付けテクニックを披露。

soyoka:イイ感じじゃない? オッケー!

あっと言う間に配線作業が終了。ノー・プロブレムで配線が完了です!

2 ネックをジョイントする

▲続いてネックの取り付け。交代しながら、ジョイントするためのネジを通す穴を空ける。

▲ドライバーでネジ留め。厚みのあるボディーとネックを留めるのは、なかなか力の要る作業。

▲ネックが繋がった段階で、ボディー・バランスを確認。ご満悦の表情で構えるTOMOMI。

ネジが、か、かたくて締まらない……(soyoka)

今回のオリジナル・ベースの製作で、2人がこだわりにこわだり抜いたボディーとネックが、ここでようやく合体するのです。それでは鈴木くん、お願いします!

鈴木:ボディーの穴に合わせて、ネックのジョイント部分にドリルで穴を空けます。ドリルに巻いている黄色いテープの深さまで、穴を空けてください。

説明だけ聞くと簡単そうだけど、ネックに深く穴を空け過ぎると、苦労してハンダ付けしたLEDランプなどの内部配線を切断してしまう可能性もある。さらに、ボディーとネックの中心線がズレると、弦を張ったときに弦がおかしな場所を通ってしまう。そのため、ミリ単位以下の細かさで、ボディーとネックの取り付け位置を決めなければいけない。慎重かつ大胆さが要求される作業なのだ。

TOMOMI:(ボディーに)穴は空いたけど、ド、ドリルが抜けない……。

soyoka:ネジが、か、かたくて締まらない……。

かなりの苦戦を強いられるも、何とかネックの取り付けも完了! ついに、ついに“ベース”のフォルムが姿を表しました。実際に手に持ってみて、ボディー・バランスやネックの握りはどうですか!?

soyoka:ローズ指板の木目がすごくキレイに出てる!

TOMOMI:指板、すごくイイ感じだよね。普段は星型のインレイとかないから、すごく嬉しい。早く弦を張って試してみたいよね。

soyoka:ネックの握りの部分は、私はツヤありがいい!

TOMOMI:私はサラサラ(ツヤなし)で。

こういったフィーリングも、実際のプレイに大きな影響を与える重要ポイント。1本1本、ここまで細部にこだわって作っていけるのも、オリジナル・ベースならでは。

ここでsoyokaが、ネックのサイド部分に打たれたポジション・マークを発見! 実はサポーターの2人が、ネックのLEDランプの色に合わせて、soyokaモデルには青、TOMOMIモデルには赤のサイド・ポジション・マークを用意してくれていたのだ。

soyoka:うわぁ、カワイイ! これ、TOMOちゃん絶対好きだよ。何だか「セーラームーン」っぽくない!?

TOMOMI:ホンマや! 私、セーラーマーズ!

soyoka:私はセーラーマーキュリー(笑)! TOMOちゃん、髪も赤く染めたし、ネイルの色ともコーディネートがバッチリだよ!

TOMOMI:いぇーい! でもね、爪を伸ばすと弦が押さえられなくなるから、いつも削ってるの。

soyoka:爪は伸ばせないよねぇ。でも私、あんまり気にしてないかも(笑)。

TOMOMI:えっ!?

soyoka:指を寝かせて弦を押さえるから、爪が伸びてても割と大丈夫なんだよね。いいのか悪いのか分からないけど(笑)。

意外なところから、指板のフィーリングからガールズ・ベーシスト・トークに発展(笑)。

3 ブリッジやピックガードなどのパーツ組み込み

▲最後に細かなパーツを取り付ける。写真は、ブリッジのためのネジ穴を空けているところ。

▲作業中のTOMOMIの手元。穴が真っすぐになるように、深く空けすぎないように注意!

▲電動ドライバーでネジで留めていく。弦を支える大事な部分なので、しっかりと。

▲続いてはピックガード。ベースの顔となる月ピックガードを見てテンションが上がる2人。

▲協力しての作業。アクリル板に予め空けられた穴に合わせてボディーにも穴を空ける。

▲交代でネジを留める。TOMOMIは木くず飛ばし係としてブロワー(送風機)を持ち待機。

月が入ると、急に宇宙っぽくなる! 宇宙だ!(TOMOMI)

続いては、ブリッジとピックガードの取り付け工程。まずはブリッジ。ここでも、ドリルでボディーに取り付け穴を空けていくわけだが、TOMOMIもすっかりドリルの作業に慣れた様子。

TOMOMI:空きましたー! イイ感じですー!

soyoka:ブリッジのときほど穴を深く空けないから簡単だよね。

TOMOMI:でも、逆に難しいよ。ドリルの重みで一気に穴が空くから、途中で修正できないし。

soyoka:そっか。あ、そうだ! 穴を空けたら、ドライバーの先を穴に当ててグリグリ回すと、塗装が割れないんだよ。

さすがギタークラフト科卒業生! soyokaの助言どおり、ボディーに穴を空けた後、縁の塗装を少しだけ削ってすり鉢状にしておくと、そこから塗装が割れることを防げるのだ。クラフトマンは、こんな細かい部分にまで気をつかってるんですねぇ。

続いて、ピックガードの取り付け作業。同じ要領でボディーに小さな穴を空けながら、soyokaいわく「手榴弾(笑)」と呼ぶブロワー(送風して木くずなどを飛ばす道具)をパフパフさせて削りクズを飛ばし、丁寧にピックガードをネジ止めしていく。さあ、どうですか!?

soyoka:いやぁ、すごくイイ! 嬉しいよぉ。

TOMOMI:いいよー! 月が入ると、急に宇宙っぽくなる! 宇宙だ!

soyoka:ヤバいよ、コレ! アクリル板に厚みがあるから、ちょっと月が立体的に見えるし、この厚みで弦との隙間が狭くなるから、スラップもやりやすそうだね。

TOMOMI:もっとカワイイ系の仕上がりをイメージしていたけど、シャープでカッコいい! ひゃぁ〜!

soyoka:月にこだわってよかったね!(※第8回:3「ピックガード画像を選ぶ」参照

TOMOMI:うん、こだわってよかった!

しかもこのムーン・ピックガード、実はステージに立ったときに上からライトが当たることを考えて、下側に月の影が来るようにレイアウトされているんです。まさに職人ワザ!

さあ、それでは実際に弦を張って、早速サウンドをチェックしてみましょう!

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