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SCANDAL TOMOMI × Bye Bye Boy soyoka BASS TSUCHOOL 第8回 塗装に挑戦!<星描き〜塗装完了まで>

“進化系ガールズ・バンド” として快進撃を続けるSCANDALからTOMOMI、
そして事務所の後輩であり、サックスを含むガールズ・インスト・バンドBye Bye Boyからsoyoka。
2人が強力タッグを組んで、“同じステージでベース共演”を最終目標にオリジナル・ベースを作るこの連載。
下地からベーシックの色を吹き付けた前回に引き続き、第8回も塗装の模様をレポート。
後編となる今回は、塗装面に宇宙空間の決め手となる星たちを描いていきます。
世界に1つしかない2人のオリジナル・ボディーが誕生です!

取材・文◎布施雄一郎/teena 撮影◎ほりたよしか

  • page1 星を描く〜クリア吹きつけ
  • page2 マスキングをはがして塗装完成!
  • page3 必見! ベース動画講座 Lesson 4

1 前回ベーシックを塗装し終えたボディーに星を描く

▲最初はTOMOMI。同じスプレーガンだが、粘り気を帯びている白色塗料がセットしてある。

▲2人でバランスを見ながら吹きつけ。粘度が高い白色塗料を粒状に飛び散らせていく。

▲スプレーが終わったボディー。全体的に粒を吹き付けて、宇宙空間に瞬く星屑を表現。

▲ただ、スプレーガンだけでは粒が小さいものになりがちなので、大きな星も直接描くことに。

▲後に取り付けるピックガードやコントロールのイメージも計算しつつ、大きな星も配置完了!

この作業、超楽しそう。でも、宇宙の濃淡を作るよりもっとセンスが必要そう!(soyoka)

TOMOMI&soyokaのオリジナル・ベース製作も、いよいよ終盤戦に突入! 前回は、塗装工程の下準備から始まり、下地の塗装、そして広大な宇宙空間までを描いた2人。塗料を吹き付ける濃淡でグラデーションをつけ、それによって“宇宙っぽさ”を表現するという、かなりアート的なセンスが必要とされる作業を終えたTOMOMIとsoyokaだが、今回は、さらにそのワンランク上をいく一発勝負の作業が待っていた。宇宙に白い星を散りばめる重要な作業だ! では、サポーターの専門学校ESPミュージカルアカデミー・ギタークラフト研究科の鈴木くん&藤掛くん、説明をお願いします!

鈴木:塗装と同じスプレーガンを使うんですけど、下地や宇宙の濃紺を吹き付けたときよりも塗料の粘度を上げておきます。こうすることで、白い点となってボディーに付いて、星っぽく見えるようになるんです。

なーるほど。こうやって宇宙の“闇”に“銀河”を描いていくわけですね。下地はムラなく塗装して、宇宙空間はムラを作ることで表現し、そして星は塗料を点で吹き付けるという、1本で3種類の“匠の技”が必要なデザインというわけです。いざ、チャレンジ!

soyoka:この作業、超楽しそう。でも、宇宙の濃淡を作るよりも、もっとセンスが必要そう! うわぁ、何だかすごく楽しい。美術の時間だね。

TOMOMI:うん、楽しい楽しい! 宇宙宇宙〜!

ノリノリな感じで、まずは木片を使って練習をし、その後に、いよいよ本番。とはいえ、これがなかなか難易度高し。塗料の粘度も上がっているうえに、表面をムラなく塗装する場合とは、ボディーとスプレーガンの距離感も違う。そして何よりも、全体的に均一に、それでいて白い塗料が“点”で付かないと、これが星に見えないのだ。さっきまで楽しそうだった2人の目も、次第に真剣味を帯びてきた。

TOMOMI:これ、超むずかしくない!?

soyoka:スプレーガン、最初にエアだけ出して、塗料は一瞬出すくらいがいいんじゃないかな? あ、いいじゃん! うまいうまい。

TOMOMI:宇宙っぽいよね!

soyoka:ラメっぽくも見えるし、これカワイイ!

TOMOMIの“ナイス・グルーヴ”に、鈴木くんも、思わず拍手! しかし、soyokaからさらなる提案が。

soyoka:小さな星だけじゃなくて、少しだけ、大きな星も欲しくない? その方が、もっと宇宙っぽくなると思うけど。

TOMOMI:そうだね。そうしよー!

盛り上がる2人を尻目に、やや焦り始める鈴木くん(笑)。スプレーガンから噴射される塗料の粒がもっと大きくなるように、白い塗料の粘度をさらに上げたり、エアーの噴射具合を調節してみるも、これがうまくいかず。むむむ。

TOMOMI:だったら、直接星を描いてみようよ!

そう言うと、TOMOMIは細い木の棒の先に塗料を付け、大胆にも直接ボディーに星を描き始めました。ミスらないで〜! 塗料が垂れないように気をつけて〜(焦)!

soyoka:いい! すごくカワイイ! 何だかディズニーっぽくない?

TOMOMI:っぽいよね!

細かくて小さな無数の星の中に、大きな星が加わったことで、宇宙っぽさが一気に200%アップ! 取材班からも「っぽいね!っぽいね!」の大合唱が湧き起こりました(笑)。

2 塗装しない部分をマスキングする

▲最後にクリア塗装。塗料の厚みなど、繊細な技術が要求される作業なため鈴木くんが代行。

表面の艶出し&保護のためのクリアを塗装

前の工程までで、いわゆるデザイン的な意味合いの塗装は終了。

最後の作業はクリア塗装だ。これは、単純にボディー表面の艶を出すだけではなく、これまで描いてきた宇宙や星の塗装をコーティングする役割もある重要な工程なのだ。

ここでは、当然ながら吹き付けムラは禁物。最初の下地の塗装と同様に、全体に均一にクリア塗料を吹き付けていく。それを乾かして、また同じようにクリア塗料を吹き付けて…と何度かこの工程を重ねることで、美しい艶が生まれるそう。

この作業が終わると、この連載中でも一番と言っていいほど盛り上がった塗装工程はコンプリート! ボディーのデザイン、一丁上がりです!

3 ピックガード画像を選ぶ

▲2人が画像候補から選んだものは、クレーターなどもリアルな写真素材のこちらの月。

それでも、やっぱり月は欠かせない…!

塗装場から戻ってきたTOMOMI&soyokaに、サポーターの2人から、ひとつの提案が。ピックガードをパーロイド(真珠を模した人工素材)に変えないか、というお話。デザインの段階では、月の表面を印刷した素材の上にアクリル板を乗せる構造とする予定だったが、「アクリル板に照明が反射して月に見えないかもしれない」「月の印刷精度に限界がある」ため、「パーロイドのほうが月に見えるんじゃないか?」という提案だったのだ。

soyoka:う〜ん、確かにそれはあるかも。パーロイドだとセル・バインディングとのマッチングもいいし。でもなぁ…。

TOMOMI:う〜ん。…月がいいなぁ。

soyoka:だよね!

こだわり、苦労して仕上げた宇宙空間のデザインに、やっぱり月は欠かせない存在だ。ということで、最初の予定通り、ピックガードは月に決定!

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