JOBS & STUDY

Top > JOBS & STUDY > SCANDAL×Bye Bye Boy連載 BASS TSUCHOOL 第1回

SCANDAL TOMOMI × Bye Bye Boy soyoka BASS TSUCHOOL 第1回 オリジナル・ベース製作 準備編(1)

“進化系ガールズ・バンド”として、懐かしく切ないメロディーが印象的な最新シングル「ハルカ」も好評発売中のSCANDAL。
彼女たちが所属する事務所の後輩としてSCANDALと何度も共演、サックスを含むガールズ・インスト・バンドの新しいカタチ Bye Bye Boy。
ガールズ・ロック・シーンを賑わすこの2バンドから、アンサンブルの要であるベーシスト2人が強力タッグ!
SCANDALのTOMOMIは、時にボーカルを担いつつアグレッシブな迫力あるプレイで、今もっとも注目を集める女性ベーシストのひとり。
そして、Bye Bye Boyのsoyokaはレフティー・ベースを構え、自身でベースのクラフトまでこなすベーシスト。
そんな彼女たちが、さまざまな経験・特徴の共通項やアシンメトリーな部分を活かしながら、オリジナル・ベース製作へチャレンジ!
“同じステージでベース共演“を最終目標に、さらなるベースの面白さをお届けすべく、この春マンスリー連載をスタートさせます!

取材・文◎布施雄一郎/teena 撮影◎ほりたよしか

Part1 TALK 始めたきっかけ〜好きなベーシストまで充実のベース対談!

「ギターに似た形で、弦が2本少ない楽器を見つけて(笑)」(TOMOMI)

――まず、2人のベースとの出会い、ベースを始めたきっかけから教えてください。

TOMOMI:SCANDALは、元々ダンス&ボーカル・スクールに通っていた4人で結成したバンドなんですが、そのスクールのスタッフさんに、ある日突然「楽器をやってみたら」って勧められたんです。でもその時って、楽器と言ったらリコーダーくらいしかやったことがなくて(笑)。だから「できひんなぁ」と思いながらも、ギターを始めたんです。

――最初はギターを?

TOMOMI:そうなんです。「楽器やる」=「バンドをやる」=「ギターをやる」というように思ったんですね。それで1週間くらいギターを弾いたんですが、すごく手は痛いし、コードを押さえるのも難しいし、自分の中ですぐにあきらめてしまったんです。そうしたら、楽器屋でギターに似た形で、弦が2本少ない楽器を見つけて(笑)。これなら、もうちょっと簡単そうやなぁと思って、それでベースを始めたんです。

TOMOMI from SCANDAL

ガールズ4ピース・バンドのベーシスト。HARUNA(Vo&G)とのツイン・ボーカルや、作詞も担当。最新シングルは4月20日発売「ハルカ」。

soyoka from Bye Bye Boy

サックスを含むインスト女子5人組バンドのベーシスト。左利き。専門学校のギター・クラフト科を卒業、自身のベースも製作している。

――ベースには、すぐにハマりましたか?

TOMOMI:始めた当初は、ベースを知らなかったくらいなので(笑)、本当にベースが楽しいなと思うようになったのは、もっと後になってからですね。でも、HARUNAとMAMIがギターを弾いて、RINAがドラムを叩いてっていう中でベースの音を合わせた時は、すごく楽しかったです。バンドで音を出して、4人の音が1つの音楽になるということが、すごく楽しいと感じました。もし、スタッフの方に楽器を勧められてなかったら、今でもダンスや歌のほうをやっていて、自分から楽器を始めることはなかったかもしれませんね。

――soyokaさんはいかがですか?

soyoka:私は元々音楽を聴くのが好きで、中学生のころからアコギを弾いてました。そのまま遊び程度で続けていたんですが、高校に入ったらドラムをやってる友達に「バンドを組まない?」って誘われたんです。その時に「バンドって、どんな楽器があるの?」って思って。

――じゃあ、その時はベースも知らなかった?

soyoka:そうなんです。「ベースって何だろう?」って。音楽は聴いてましたけど、ベースの音も知らなくて、楽器屋さんに買いに行って、そこで初めて「弦が太くて4本なんだ」って知りました(笑)。でも、ベースを始めてからは、音楽の聴き方そのものも変わりましたね。

「弾いている時に低音がズンズンくる感じがすごく好き」(soyoka)

――ベースを始めたころに、好きなベーシストはいましたか?

TOMOMI:そのころに、プレイを勉強するためにDVDを参考にしようと思って見たのが、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブDVDだったんですよ。フリーのベース・プレイに衝撃を受けて、すごく好きになりました。ベースって、私もそうでしたけど、バンドを知らない人だとなかなか聴こえない音だと思うんですよ。でも、そのDVDでフリーのプレイを見た時には、もうベースの音ばかりを聴いてしまうくらい衝撃で。「ベースって、こういう楽器なんや!」って思ったことをすごく覚えています。

――soyokaさんも頷いていますね(笑)。

soyoka:すごく分かる。私もフリーは好きなんです。カッコいいですよね。

――soyokaさんは、フリーのどういうところが好きですか?

soyoka:意外性というか、王道パターンを弾かないところですね。「え、そこいくの!?」みたいな。

TOMOMI:いい意味での「アホさ」って言ったらええのかな(笑)? プレイにしてもパフォーマンスにしても、普通ではないじゃないですか。それでいて、自分のプレイ・スタイルを持っている。そこに惹かれますし、憧れますね。

soyoka:あれくらい、ぶっ飛びたいよね(笑)。L'Arc〜en〜Cielのtetsuyaさんも、王道のベース・ラインを弾かないんですけど、その「え?」っていう意外性が、やっぱりあれだけ人気がある理由なのかなって思ってるんです。

――では、今はベースという楽器ののどこに魅力を感じていますか?

TOMOMI:ドラムは打楽器で、ギターは弦楽器じゃないですか。ベースって、その中間やと思うんですよ。スラップをすれば打楽器にもなれるし、弦楽器のよさもあって、弾き方によって、そのどちらにもいけるし、ドラムやギターとは全然違うこともできるっていうところが、すごく楽しいなと思います。

soyoka:うんうん。TOMOMIちゃんが言ってるように、打楽器でも弦楽器でもあるから、1人でもグルーヴを作り出せますよね。それに、私は弾いている時に低音がズンズンくる感じがすごく好きだから、その低音をしっかり感じられるのがいいですね。

TOMOMI:女の子って、バンドのライブを見に行くと、ベーシストを好きになる人が多いんだって。

soyoka:そうそう。それ、よく言うね。

TOMOMI:低音が子宮に響くんだって(笑)。

soyoka:そうなんだぁ(笑)。

――確かに、最近は女性ベーシストが増えましたよね。

TOMOMI:私がベースを始めたころって、女性ベーシストって本当に少なかったし、私もフリーから入っちゃったから(笑)、女性のベーシスト、女性のバンドマンって、あまり想像できなかったんですよ。でも、最近は本当に増えてきたし、いろんな女性ベーシストのプレイを見て、私も勉強させてもらってます!

SEARCH