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TRIAL SESSION By SACHIKO vol.5 セッション3 〜ライブの反省会〜

第5回目は、2月16日に行なわれた「反省会」の模様をお届けします!
1月30日(@大久保HOTSHOT)と2月10日(@六本木clubEDGE)に出演したライブ時の映像を観ながら、良かった点、悪かった点を認識し、次につなげていこうという会をあえて設定してみました。
たまには立ち止まって、現状認識することって必要ですよね。

3人には、事前に、ライブでの良かった点・悪かった点について、フリーハンド形式で書き出してもらった。
以下が、それぞれのコメント。

川端はるか

2017/1/31 @大久保HOTSHOT

良かった点

<歌>

  • 前よりも言葉が聴こえるようになってきた。
  • 言葉ひとつ一つが切れるようになってきた。
  • サビの前など、声のヴォリュームを上げる等、工夫できるようになった。

<ギター>

  • グルーヴを感じながら弾けるようになってきた。
  • バッキングはパキパキと上下に動くようになったため、音がはっきり聴こえるようになった。リズムも良くなってきた。

<その他>

  • 照明がだんだん見えてきた!
悪かった点

<歌>

  • ひとフレーズの最後の音、その一音だけハマらない。
  • 最初の言葉、ひと言目がどうしてもまだ弱い、かつギターに集中して歌を歌うことを忘れてしまってる部分があり、オフマイクで聴こえなくなってる場合がある。
  • 工夫できるようになってきたのに、サビのアタマは弱い。

<ギター>

  • 16ビートの刻み、ブリッジ・ミュートのところはまだ辛い部分があり、後半になるとリズムがズレてしまう。
  • ソロは相変わらず苦手、ひとりで弾く時はできるのに……なぜ?
  • 歌に集中するとギターが疎かになってしまう部分が少しだけあった。

<その他>

  • PAの人が1曲目のAメロ入ってからあたふたしててなんでかなー?って思ってたんですけど、動画を後で観たら、ギターの音が聴こえづらくなってて……。薄っすらは聴こえるのでなんだったのかなーって思いました。
  • バンドでは、MCのことについてちゃんと話し合うこと。
  • 16の刻みがだんだん後半になって3人とも合わなくなってきてるっていうことが大きく出ました!

2017/2/10 @六本木clubEDGE

今回は調子が良くて楽しくライブをすることができた! 初めてライブをした時みたいな感覚で終わることができ、またやりたい!!と強く思えるライブだった!

良かった点
  • 演奏している間、照明がほとんど見えた。
  • 他のふたりの音がよく聴けた。
  • 周りの環境がよく見えた。
  • 前回16を合わせることが目標だったが、できた。
  • 変更点もすんなりできた。
悪かった点
  • もっと歌へのパンチがあっても良かったと思う。
  • ギターの音色のセッティングがよくできなかったけど、できる範囲でやってみて最善を尽くしたところまでは良かった。が、やっぱりバッキングやクリーンの時の音圧や低音が少なくカラカラ聴こえてしまった(全体的にステージの中で音がぽわぽわと浮くイメージの中でのセッティング)。
  • パフォーマンスは何度やっても難しい、激しくなくてもいいからもっとカッコ良くしたい。

石倉未来

2017/1/31 @大久保HOTSHOT

個人の良くなったところ!
  • 以前より裏拍を意識することができた。
  • コーラスの声が聴こえた。
  • 「nextone」のイントロにパンチ力がついた。
個人の良くなかったところ!
  • エフェクターを踏めなかった。
  • コピー曲でリズム・キープできなかった。
  • スラップミスった。
  • 慣れ感が出てしまって、集中力が足りなかった。慣れというか余裕が少しあったにもかかわらず全力ですることができなかった。
  • 曲の練習ばかりして動きの練習を怠り、本番で動けなかった。
  • MCのことをバタやんに任せていて、あの状況で何もしゃべれなかった。
  • 体調管理(バタやんから風邪をもらわない!)。
  • 上手の練習(マイクスタンドで動きにくい)。
  • いい緊張感ではなく、悪いほうの緊張感が出てた。
<バンドについて>
  • 自分の演奏に頭が行き過ぎて、あまり意識できてなかった。
  • 音作りの大切さをすごく感じた。初めてライブで音がひとつに鳴っているのを感じた。
  • 今までより曲にメリハリがついたと思う。もっと増していきたい!
  • 全体的に以前やったライブと比較すると飽きてこない。これからは練習にしろ本番にしろ必ず目標を決めてから行ないたい。

2017/2/10 @六本木clubEDGE

良くなかったところ!
  • 「Boy」のベース・ソロ、またミスった(←1番ダメ)。そこが弾けないことで曲がダメになった。ソロではなく、この曲のキメであることをまじまじと感じた。
  • サビのノリが弱い(体が動いてない)、前を向いてない。客観的に見てノレない。
  • MCで緩み過ぎた。MC前は凄く楽しかった。気持ちの切り換えできるようになる。
  • GLIM SPANKYの曲はアタック強くする。
  • 内股が本当にカッコ悪かった。
    下がりすぎてライトが当たってなかった。リハのときにちゃんと確認する(他の演者さんのを見る・映像撮る)。
良くなってたところ!
  • グルーヴ感がUPしていた。
  • ドラム、バタヤンの声がとても聴こえてきた。超楽しかった。
  • 前回よりリズム・キープできていた。2,5曲目のイントロのハイハットの音聞く。
<今回気づいたこと!>
  • 自分にステージに立った時の強気が足りない=カッコ良くない。
  • ライブ前、上がってからも気持ち作りが必要=カッコつけられない、「Overdrive」は楽しい気持ちになる。
  • 自分もフロントマンの気持ちでやらなければいけない。
  • 自分の願掛けである「部屋の掃除」がけっこう大きいこと=気持ちの整理ができなくなる。
  • 今までで一番楽しかったライブなのに、「Boy」のソロができなかったことがとても悔しい。
  • ひとつ1つのライブを大事にしたい。

川田布美香

2017/1/31 @大久保HOTSHOT

<バンド>
  • 雰囲気はライブ感があって良かったけど、
    熱い部分と冷静な部分の割合が悪く、ミスが多かったと思った。
  • 私自身も含め、各々自分のことしか考えられてないかな、
    という感じがした。だから合わせられるところも合わせられてなかったのかなと感じた。
  • 曲が流れていってる感じがした。
  • バタちゃんが言ってた通り、次回からはMCについても話すこと。
<個人>
  • 自分の力の20〜30%くらいしか出せてなかったから、もう少し出せるようにしたい。
  • ケアレスミスが多すぎた。
  • 練習不足だったのか、迷ってた。それがズレの原因になってしまってた。1曲目の最後も尺を迷って合わなくなってしまってた。
  • もっと大きく動かないと、自分が思ってるより動けてない。

2017/2/10 @六本木clubEDGE

反省点
  • 動きが足りない。
  • まだミスがある。
  • 「Boy」のドラム・ピックアップのところがぬるい。
  • 全体的に速い。
  • 100%楽しめたかと言われたら、そうではないこと。
  • 身体の調子を管理できてない。
  • MC中、何ができるか考えた方がいい。
改善点・良かった点

<個人>

  • 前のライブより楽しめたこと。
  • 1→2曲目への繋ぎが思ってたよりスムーズで、ちょうどいい感じだった。
  • フロントふたりを見ることができた。
  • ミスを焦らずカバーできたところもあった。
  • ミスをあまり引きずらなかった。

<バンド>

  • 今までうまく合わなかったところを変更してちゃんとできた。
  • MCもスムーズで良かった。

2017/1/31 @大久保HOTSHOT
M1:Overdrive(視聴可能)
M2:NEXT ONE
M3:大人になったら
M4:Boy(視聴可能)
M5:the one the world

  • *イヤホン等をしてお聴きになることをお薦めしますが、冒頭部分は音割れしていますので、大音量での視聴はお控えください。
  • *あくまでも途中経過であることを念頭にご覧ください。

2017/2/10 @六本木clubEDGE
M1:Overdrive(視聴可能)
M2:NEXT ONE
M3:大人になったら
M4:Boy(視聴可能)
M5:the one the world(視聴可能)

  • *イヤホン等をしてお聴きになることをお薦めします。
  • *あくまでも途中経過であることを念頭にご覧ください。

2017/1/31 @大久保HOTSHOT

SACHIKO:今日は、1月31日と2月10日のライブ(映像)を観ながら、反省会(笑)。

川端はるか:笑っちゃうかもしれない。

SACHIKO:そんな感じでいいよ、全然。

川端はるか:いいですか?

SACHIKO:耳塞ぎたくなる時もあるじゃん。

石倉未来:塞ぎたいよ。

SACHIKO:でも、これが現実だから(笑)。まずは1月31日の映像ね。

SACHIKO:ちゃんと前に出てくる感じ、いいね。

川端はるか:いいですか? ヤバいな。

SACHIKO:あっ、間違えてるじゃん。

川端はるか:ヤバい、もう。

SACHIKO:観がいがあるね。

川端はるか:体調管理は大事ですね。

SACHIKO:大事ですね。

川端はるか:私、間違えてるの、ずっと気づかなくて。

SACHIKO:本当にイントロ、上手になったよね。

川端はるか:軽くないですか?

川田布美香:これ、ヤバいわ。この曲なんか、セクションごとの盛り上がり方とかくだりとかをつけれたら。

SACHIKO:うん。

川田布美香:ギター・ソロなのにガーとなるから、どうカバーしたらいいか。もっとコード感を出すとかドラムを空けるとか。

SACHIKO:エフェクト次第でオクターブ・アンプを導入してみて、重ねて音圧出すっていうのもアリかな。

川端はるか:ブースターとか欲しくて

SACHIKO:EPブースター。

川端はるか:EPブースターやりました。でも、クリーンで音圧上げて使いたい、それは。歪みの前に持ってきたいんです。

SACHIKO:ローが出やすいブースターとかがいいかも。チューブスクリーマーとか。EPブースターは持っていってもいいと思う。

川端はるか:ソロは、そんなに曲にいれようとは思ってないんで、たぶんそんなこと考えてなかったから、こうなったんです。コピー曲の場合は、その通りやりますけど。

SACHIKO:音像の数は、現実的にこの3人で出すしか手段がないから、音作りとかエフェクターとかで変わってくるかな。そのソロをやらないっていうのは、単音的なこういうメロディのあるソロをやらないってこと? それとも、そもそもソロを弾くつもりじゃないってこと?

川端はるか:そうですね。ギター・ソロっていう括りはなくてもいいと思います。リフやイントロとかでペンタトニック・スケールで(単音)弾くとかだったらいいですけど、歌を歌ってソロも弾く……そこまでまだ手が回らない。

SACHIKO:それはそうだと思うけど……。

川端はるか:ヤバいね、声。

SACHIKO:まじロックだ。酒焼け(笑)。

川端はるか:……勢いっていうよりもタメのほうが。なんかこうあるじゃないですか? ウィーン、みたいな。

SACHIKO:波形?

川端はるか:波形みたいな感じで。

石倉未来:0からバンッと行きたいです。突き抜ける感じ。

川田布美香:六本木(2月10日)のほうがミスが派手だった(笑)。

石倉未来:練習では良かったけどね。

川端はるか:あと、(山本)英美先生に観てもらった時に言われたんですけど、ローが出ないベース、サスティーンとかに似てる性質が出る声域に中音域が両方ともドーンと出る感じ。似てるから、どうにかしたほうがいいって(笑)。でも、音を変えたりしても似ちゃうというか、バッキング弾いてる時だと、軽すぎて弾いてる感じがなくて……。エフェクター1個しかないっていうのもあるんですけど。

SACHIKO:EQじゃないかな。バタちゃん自体の原因じゃないと思うし、そのハコに合わせた音をもっと作れたってことじゃないかな。

川端はるか:けっこう、ぶつかる。

SACHIKO:ていうか、ベースのトーンってあるじゃん。ちょっと絞ってあげて。

石倉未来:ボリュームをちょっと下げてやるといいって言われて……トーンを絞ると、篭る。

SACHIKO:トーンのボリュームをちょっとだけ絞ってEQイジってもダメ?

石倉未来:EQはイジったことがない。

SACHIKO:というかあれだよ、たぶん、やりようはあって。トーンをちょっと絞ってからの音像をベースに、また1から作る。

川端はるか:私のギター、トーンとボリュームが計4つあるんで、全部フラットにしてからいろいろイジってみたんですけれど、けっこうマジで篭る。

石倉未来:授業で弾く前は、先生に、トーン全開にしとけよって言われるんです。全開から徐々に絞っていく。

2017/2/10 @六本木clubEDGE

3人のグルーブがまとまってた。だからライブとしてOK!

SACHIKO:ちょっと六本木(2月10日)を観よう。

川田布美香:このライブ、めっちゃ走ってる。カウントが速かった。

川端はるか:速かったー。走ってたね。

川田布美香:速かった。でも、スネアのマイク乗り、めっちゃいんじゃん。

川端はるか:PAの方がいい人だったもんね。

川田布美香:ライブ慣れしてきた感じあるよね。

川端はるか:でも、まだどこを見ていいかわからない時があって……初めて高いところに登ろうとしてる……。

SACHIKO:そっか。

川端はるか:PAの高いところね(笑)。

SACHIKO:嬉しいよ、ちゃんと雰囲気作ってくれてる(笑)。やっぱりイントロ、カッコいいね。……他の出演者のほうが経験値とかはずっと上。

川端はるか:全然上ですよ。だって、みんな30歳くらいだったもん。

SACHIKO:そういう人たちが1曲目からノってくれてるのは嬉しい。それを引きで観てて嬉しかった(笑)。 なんかすごいノってくれてんなと。……いいね、こういうジェスチャーもっとあったほうがいい。

川端はるか:やっていいのかっていうのが、まだ……。

SACHIKO:一度そういう制御、ちょっとやりすぎかなっていうところも含めて振り切ってライブやってみて、あとで映像観て、やりすぎたなっていうところを引けばいいだけ。じゃないとさ、加減わからないから。

川田布美香:頑張ってます感が出るよね。

川端はるか:そう変えたの。

SACHIKO:コピー曲のアレンジはしたほうがいいよね。

川端はるか:できない……。前日、リハで何回やってもソロが合わなくて、どうしたらいいってなって……。

SACHIKO:全然、カッコ良ければいいから。でも、ソロ上手になったよね。

川端はるか:この時は調子が良かったので、弾けました。

石倉未来:1月30日のと比べると、こっち調子いい、全体的に。

SACHIKO:カッコ良かったよ。

川端はるか:速いけど、むっちゃ。

SACHIKO:若干速くても大丈夫。ドライブしてるかしてないかの問題なの。そういう意味ではちゃんと3人のグルーブがまとまってた。だからライブとしてOK!

川端はるか:速かったけど、けっこう正気で音を楽しんでるというか、調子が良かったからもうヘイヘイって感じ(笑)。

石倉未来:ついてこい、みたいな?

川端はるか:そう。ついていく、みたいな。

川田布美香:速過ぎて、ヴォーカルとかギターが止まっちゃうっていうのは避けないといけないし、それはドラムの課題だから……。

川端はるか:でも節目だったら、リズム変わってもいいと思う。Aメロの途中で変わると困るけど。

SACHIKO:タイミング合ってればいいの?

川端はるか:タイミング合ってれば、全然変えてもらっていいんで。それはそれでついていけるし、たぶん自然と。

SACHIKO:ドライブ感が一緒だったってことか。気持ちがいい時ってそうだよね。

川田布美香:私、速かったけど、ちゃんと合ってる感じがあったから良かったって感じ。スティックでリズム・カウント、カンカンカンカンってした時に、失敗したな、やべー速かった、でもこれでやるしかないかって感じで。

川端はるか:でも、それに身体が勝手に合っちゃうみたいな。カウントが速くても、演奏は、通常のスピード、リズムでやるっていうのは……。

SACHIKO:それは、観てる側としては違和感しかないから。カウントのリズムでお客さんは聴いてるじゃん。だから、まずはメンバーがそれに乗っかるのが一番。それをメンバーが認識して今速かったな、どんどん押していってるなって、ちゃんと自分たちがわかって合わせていく感じ。……演奏中って会話できないじゃん。もし布美香ちゃんのカウントが速くて歌いづらいな、弾きづらいな、噛み合ってないなと思ったら、目線を送ればいい。……カウント入ってドラムもベースもいません、ギターと歌だけですっていう時だったら、ちょっと調整するねっていうのはありかもしれない。ベースもドラムもギターもいる状態でバタちゃん判断でBPM下げてっていうのはダメ。

川端はるか:この曲とかも私入りじゃないですか? でも、合わせてくれてましたよね。でも、私に合わせなくてもいいなと思って、この曲は。私には私の場所があるから。

SACHIKO:うん。

川端はるか:私はここ自由に弾いたりしてるから、そこからはいつも普通に……だからリズムに合わせなくてもいい。

SACHIKO:それはいいと思う。気持ちのいいように、弾き語りっていうものを本当にもっとやって、気持ちのいいように歌ってもらって、バンドにする時には、まかせるとか。

川端はるか:まかせるけど、私の前のリズムに合わせなくても大丈夫。

川田布美香:なんか無理矢理合わせようとはしてないけど……なんか別に超速いとか遅いとかじゃあないから、そのままきれいに返せてるって感じがあるから、無理してずらさなくてもいいかなとは思います。でも最初のほうは自分でカウントして矯正しようとかはしてないから、バタちゃんのやりたいようにヴォーカルとギターだけでやってもらって、入るちょっと前からズッタタドン、ズッタタドンってやってる感じだから。

歌心を持ってる人のプレイはすごくいいと思う

SACHIKO:バタちゃんは突っ込んだドラムに変わってほしいの?

川端はるか:変わったほうが私は面白くて好き。

SACHIKO:それは試してみればよくて……。

川端はるか:あんま切ってるからあれだけど、リハの時はすごいゆっくりやって、ライブだからテンションも上がってるし。

川田布美香:最初とか、もしもっとゆったり歌いたかったら、本当にゆったり歌ってもらってかまわないし、別に今観てて、この曲が遅いな速いなっていうのは自分的にあんまり特に感じてないから、これはこのままこういう感じだなっていうのはあるから。最初の時も自由に歌ってもらって、ここに戻せばいいっていう感じはある。

石倉未来:原曲が、もうちょい速い。原曲自体がテンポが速くて、さらに練習でテンポが浮き上がっちゃって、この曲になっちゃってるみたいな。

川端はるか:歌い出しが速いけど、それ以外は速くない。

石倉未来:原曲がそんな感じ。

川端はるか:近づけたいとかじゃなくて、それが面白いなと思ってる。別物?

川田布美香:歌とバンド・インのところがガラッと変わるんでしょ?

石倉未来:そういう感じです。

川端はるか:うどんと月見うどんみたいな。

SACHIKO:その例え(笑)。同じなんだけど、違うんだよって感じ?

川田布美香:わからなかった。

川端はるか:そうです。

SACHIKO:わかったよ。自分もそういう感覚持ってるから(笑)。もっとグイグイ行きたいんだろうね、バンドで。

川端はるか:はい。さっき言ってたじゃないですか、「歌えばいいよ、みんな」みたいな。……なんかやっぱり私、楽器もやってるから、歌うっていうよりも自分が楽器だから、それをライブで歌えっていうわけではないですけど……。

SACHIKO:でもその考え方は、すごいいい。

川端はるか:難しさっていうか、なんていうか……。

SACHIKO:歌ってみて、やっとわかることもあるよ。

川端はるか:そういうことです。

SACHIKO:音痴、音痴じゃないとかを置いておいて、歌心を持ってる人のプレイはすごくいいと思うから。なんか感動するの。すごい感情を込めて歌ってるの観るだけで。

川端はるか:わかる、わかる。

SACHIKO:ミスチルのドラマーさんとか、それじゃん。もう感動するんだよね。ああいうプレイヤーが自分は好き。

川田布美香:私、どっちかうというと歌っちゃうタイプじゃなくて。

SACHIKO:うん、いいよ。

川田布美香:GLIM SPANKYの曲は心の中でメロディを口ずさんだほうが楽しくて。

川端はるか:ていうか、マイクあるから歌っていいよ(笑)。あるものは使った方がいい。

SACHIKO:ダブルで、じゃあ。

川端はるか:自分が歌いたくなったら歌っていいよ。

川田布美香:大久保の時(1月30日)は(川端はるかの)声ヤバかったから、ウチ歌う番って(笑)。

川端はるか:思ってた(笑)。

川田布美香:私、歌う番かなって。

川端はるか:私。それでいいよ。

川田布美香:歌詞が出てこない。

川端はるか:歌いたくなったら急に歌えばいいじゃない。

SACHIKO:ラララとか。

川端はるか:ラララでもいいし、私よりも声量ドーンと出すくらい。トップバッターなんですよ、ファイナル(編注:3月10日に行なわれるESP学園のイベント)。

SACHIKO:いいじゃん。トップバッター、大事よ。そこでみんなビビらせて。ファイナル、ヤバくね。

川田布美香:けっこうね、一番最初のほうが印象残るかもね、ファイナルみたいな場合は。

石倉未来:こんなガシャガシャしたのないよね。

SACHIKO:いい意味でパンチあるからね。

川田布美香:ガシャガシャしてる。開放弦のかき回し途中あるじゃないですか。シンガーソングライターコースの先生に、「あそこが衝撃的すぎるよ、僕にしては」みたいな。「なんだ。あれは」って言われて。絶対、講師バンドじゃ再現できないって。

SACHIKO:それはあるかもね。コピーできないやつでしょ?

川端はるか:なんかそうなんだって感じ。

SACHIKO:普通にやっちゃってるもんね。

川端はるか:こうやりたいから、こうやればいい、みたいな。

SACHIKO:その感覚は曲げずに行こう。

川田布美香:その意見をもらった時に、へーって。

石倉未来:そう、ちょっとテンション上がった。

「Boy」のベース・ソロ、またミスった!

川田布美香:なんかさ、「Boy」の入りさ、もうちょっとカッコ良くならないかな。カッカッカッカって、めっちゃダサいなと思って。スティックよりかはまだマシだけど、なんかドラムないじゃん、ここ。

川端はるか:迷ってる時、ありますよね?

川田布美香:そう。

SACHIKO:フィル入れてズッタン、ズッタン、ズッ、ズッ、タンタン1234拍。

川田布美香:これ、原曲のまんまなんです。それか、こっちカウントなしでバタちゃんが……。

川端はるか: CD作るとしたらって考えたら、そういう感じ。だから、私から入る。

SACHIKO:あっ!でもいいかも。

川端はるか:MCの後だから今はそれがいいかなと思ってるんですけど、つなぎっていったら……。

SACHIKO:たぶん単純にフィードバックやって曲入りますよっていう雰囲気を出して、コードをバーンって入ったりするのもいいかも。

川端はるか:ああー。フィル入れて、一瞬静かになって私が弾けばいい。

SACHIKO:それもあり。

川田布美香:なんかさっきの「ネクストワン」みたいな感じの入りってどうですか?

SACHIKO:そうだね。あれはビートがなくて、フィル入れてフィルがカウントみたいな感じになって。ビート入りする前の間に何かを入れるか、何もなくすか。

川田布美香:何もなくす。

川端はるか:はい!ほらー

SACHIKO:ここ、コケた。

川端はるか:盛大に。

川田布美香:待ってて、うわ、やったと思った(笑)。

川端はるか:この期待値は、前日練習ですごく高くなってたから。

川田布美香:前日は、めっちゃ良かった。

川端はるか:前日のあのハマリ具合はヤバかった。

石倉未来:あれだよね。ゲートウェイ。

川田布美香:なんか私、そんなことしてるとは思わなかったんですけど、たぶん心のどっかで、「こいつやったな」って思った。こいつこいつって思って。

石倉未来:ヤバい、何回見ても見てくんねぇーと思って(笑)。

SACHIKO:怒ってるかもって?

川端はるか:いや、楽しんでたんですけどね。冷静と半分の「あっ、やっちゃったー」。キメてほしかったから。期待度が高かったから。

川田布美香:良くなったもんね、前日の練習で。

川端はるか:そうそう、前日はすごい良かったんですよ。

SACHIKO:それでみんなの期待が高まっちゃって。

川端はるか:そうそう、ハマリ具合ヤバかったもんね。

SACHIKO:重要だもんね。

川田布美香:ソロだから。

SACHIKO:考えすぎたんだね(笑)。

川端はるか:あと(未来の)性格知ってるから。ひと言スラップって言えば絶対できるんですよ。言ってあげなかった、わかってるのに言ってあげなかった。それが私の今回の反省点。

SACHIKO:結果、いいメンバーってことで(笑)。続きを観よう。

SACHIKO:これカッコいい。もっと大胆に行ってもいいよ。なんかもっと自分を出す場所と思って行こう! そういう動きがライブの強弱を作るから。

川端はるか:恥ずかしいっていうか、どうやったらいいか……。

石倉未来:指を(オーディエンスに)向けるとか。たぶん前を見て、ノッてくれる人がいたら、ちょっとね、向けるんだよ。

川端はるか:わかった、わかった。想像する。

石倉未来:今回はもっと見れば良かったなとは思ってる。

SACHIKO:ノッてくれてるお客さんを見てテンションが上がるのは自然なことだけど、ステージの上に立って演奏してる人がお客さんをノセないといけないから。自分が一番楽しみつつ、それを観てる人が動くっていうのを考えてないと、どこに行っても引っ込んじゃうから。そういう意味で、誰かがノッてるノッてないとか、ミスしたとか、そういうのを一瞬で切り換えて楽しむっていうのが本当に基本で大事。

意識してたことが本当に改善できてたライブだった

川端はるか:成長したね、でも(笑)。

SACHIKO:ねぇ。この2週間ですごいよね。

川田布美香:外音めっちゃいいね、マジで。

SACHIKO:ハコのPAさんはさ、リハと本番の変化とかもわかってるしさ、本番は聴きやすかった。なんか本人たちからしたら、もっと追求したいところはあったんだろうなとは思うし、ギターのボトムもっと欲しいなっていうのも私的にはあったけどね。

川端はるか:はい。

SACHIKO:だいぶいい変化。こんな調子でレベルアップしていったらさ……。

川田布美香:やってた時の自分の感覚よりも、観てる側はまだいい。

川端はるか:意外と自分がブーンっていってると思っても、全然わかんないと思う。

SACHIKO:意外に人は気づいてない。ていうか、この日のライブのミスはそんなにみんなはわかってない。GLIM SPANKYを超好きで、原曲の隅々まで聴いてる人ならわかると思うけど。それに、オリジナル曲については、誰も正解を知らないわけだしさ、リリースしてないし。だから、いかに気持ちよくできるか。

川端はるか:でも、言われたよね? 今回MCでGLIM SPANKYのコピーっていうのを言い忘れちゃったんだけど、前の方でノッててくれた方がね。あっ、コピーだったんですか?って。

石倉未来:オリジナルだと思いましたって。

SACHIKO:自分たちのものにしてるじゃん。でも、バンドと選曲がすごい合ってると思う。もっとGLIM SPANKYの曲をコピーしてリアレンジとかしてもいいかなと思うし。コピーは、そのままコピーじゃん。カバーは、メロディと歌詞は残して曲調をアレンジするのがカバーじゃん。ていうのも面白いかもしれないし、オリジナルを作ることに越したことはないけど、今後ちょっと飽きてきたなと思ったらさ、やればいいじゃん。

石倉未来:でも、コピーしたほうがいいなとは思う。

SACHIKO:なんかね。私もバンドでのコピーはすごく薦める。なんか自分のカッコいいと思ってるものの正解がそこにあるわけじゃん。聴いてるだけじゃ何がカッコいいっていうのはわからないし。自分で弾いてみてバンドで噛み合わさった時にここがカッコいい秘訣なんだってわかるじゃん。っていうのをコピーとかカバーでわかって体験してみる。すると、オリジナルを作る時に、それが活かされる。引き出しが足りないなと思ったら、カバー、コピー。ドラムとかもきっとやってるでしょ?

川田布美香:曲によってビート感とかフィルとかの感じが変わるから、とにかくいろんなのをコピーしろって言われたことはあります。

SACHIKO:なんか自分の曲を作る時にその歌を頭で流すだけじゃなくて、ちゃんと声にして身体に入れなさいって言われて。プロデューサー、特にディレクターから言われてそうするようにしてからさ、その曲の原キーを頭の中で再生して声に出すっていう作業を繰り返してるとさ、曲の良さとか曲を作る時にすごい活かされてたから、プレイも一緒だと思う。そう思います。だからSCANDALのTOMOのスラップのコピーとかもっとしたりとか、身近な人からちょっとずつレベルを上げていってとかすると、ちょっと難しいのができるようになるとさ、先月までむずかしいなと思ってたフレーズが簡単になったりするじゃん。そうやって自分のレベルをちょっとずつ上げていこう。

川端はるか:今、授業でむっちゃ難しいスラップの曲をやってて。鬼畜だよね、ベースコース(笑)。

石倉未来:ベースコース、今回は本当にヤバいけど、最近スラップをやっていなかったっていうのもある。

SACHIKO:授業で? 自分自身で?

石倉未来:どちらでもなんですけど、授業でやってなかったから、なおさら。

川田布美香:でも、好んでスラップ入れてるんじゃないの?

川端はるか:「Boy」はスラップがやりたいっていうからどうぞって作ったのに、嫌だ、みたいな。ピックに変えていい?みたいな。

SACHIKO:やってみると難しかった?

石倉未来:座ってやると楽なんだけど、立ってやると、これ無理だと思って。

川端はるか:「Boy」のソロは私わからないです。本当にやりたいことやっていいよ、みたいな。この尺あげるから好きなことやってって。

石倉未来:最初、スラップっていうの決まってなくて。ベース1小節、ドラム1小節で前任者のドラムと一緒に話して決めたから。

川田布美香:私はちょっと関わってないからわからないよ。好きだけどね、あのソロ。

SACHIKO:うん、あれはいい。ポイントになってる。あれを普通にコード引きとルートでやられたら普通だなと思うけど、ああやることで特に男性はさ、やるなと思うから。……あとライブ観てて思ったんだけど、映像だとわからないんだけど、3点すごく上手なんだよ、布美香ちゃん。

川田布美香:タムが音があれなのは前から思ってて……。

SACHIKO:自分で認識してるんだ。

川田布美香:認識はしてて……。それは意識してるというか、タムの音が小さかったりとか身体が回りきってないのはわかってるんで、大丈夫です。

SACHIKO:上手だからこそ、そこが目立っちゃうなと思っていて。

川田布美香:それは前々から自分の課題なんで

SACHIKO:いいと思います。いや、自分で自覚してるってところがいいと思います。

川田布美香:3点は自分で映像とか観てても、どのライブとか、どの自分で撮った映像でも、タムに回った時の身体が回りきってなくて音が小さかったりとか、あと、たぶんスナップの利かせ方が弱いんですかね。タムの音が入りきってないのが自分でも気になるんで、それは直します。

SACHIKO:気にしてない人が意外と多いからさ。いるよね? わかってない人。気持ち良さでいっちゃって粒立ちがちょっとだけ弱い。

石倉未来:スネアの音、すごい思う。

SACHIKO:気持ちいい?

川端はるか:気持ちいいし、でもリハに入った瞬間はヤバいです。

SACHIKO:テンション上がる。

川端はるか:ウッてなります。ベースも鳴ってなくて、ドラムだけパンパンパン。ウッウッウみたいな。

SACHIKO:身体がまだ慣れていない状態で聴くとね。

川端はるか:出さなきゃ出したい、わーみたいな。

SACHIKO:慣れてきた?

川端はるか: そう。ヤバいっす。

SACHIKO:なんかさ、みんなさ、こうやってさ、反省とかして良かったところがなんか客観的にできてて。しかも2月10日のライブ観てて、すごくライブ後の余韻が気持ち良くて、なんでだろう?って考えたわけ。すごい当たり前のことなんだけど、個々がここ直したいとか、ここ良かったとか、もっとカッコ良くなりたいとか、意識してたことが本当に改善できてたライブだったから、まあいろいろあると思うけど、細かくいえばその意識があるバンドなんだなと思って、すごい気持ちが良かった。ずっとニコニコしてたもん、帰り際(笑)。

全員:ありがとうございます。

SACHIKO:じゃあ、さらなるレベルアップのために、今からリハしよう(笑)!

5回目を終えて

こういう機会って、貴重ですよねぇ。

そして、無意識のうちにPDCAサイクルを回しながら、確実に成長し続けている彼女たち、なんとも頼もしい限りです。

でも、のびしろがある分、やらなければいけないこともたくさんあるというのも、これまた事実。

次回のセッションもお楽しみに!

TRIAL SESSION By SACHIKO vol.5

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