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Anlyの“only one”Guitar! with 専門学校ESPエンタテインメント東京

Anlyの“only one”Guitar! with 専門学校ESPエンタテインメント東京

vol.4

シンガーソングライターAnlyと専門学校ESPエンタテインメント東京がコラボし、Anlyオリジナルのエレキ・ギターを製作する、月刊『Go!Go!GUITAR』誌との連動企画。約2カ月の製作を経て(Vol.2Vol.3参照)、中間報告会へ。色味やヘッド部などのデザイン、ネックグリップをはじめ演奏性に問題がないかなどを最終確認。ピックガードや装飾部のサンプルも見つつ、イメージを擦り合わせた。

中間報告会の前の作業

アンカーナットの打ち込み

アルダー材の中心に穴をあけ「アンカーナット」を打ち込む。これはトリマーという工具でボディを加工する際にカギとなる。Anlyのギターは特殊な形状のため、加工の際はカスタム製作したトリマーベース(本体を支える部位)を使用! アンカーナットを中心にして、コンパスの要領でボディを円形に加工する。

ネックポケットを加工

続いて、ネックポケット(ネックの収まる部分)を加工。トリマーより深い溝の加工に適したルーターという工具で溝を掘る。ネックの実物をあてがい、サイズを逐一確認。

溝の加工

トリマーで内側の円の溝や、裏面まで貫通する溝を加工。溝の数は12個! 地道な作業だ。すべての溝が加工できたら、バンドソーでボディの外形を切り出し、サンダーで整える。

ボディとネックを合体!

ヤスリで微調整して、いよいよネックをボディに差し込む! ただピッタリ入れば良いわけではなく、ネックとボディのセンターラインが合っているか、ブリッジの取り付け位置と高さは合っているかなど、ボディとネックのマッチングをしっかりと確認。

普通とは異なるデザインなので、普段以上に加工の手順が重要でした。“一つ順番を間違えると詰むよ”と先生に脅されながら作業しています(笑)。機械での加工が多く、集中力を使うためとても疲れますが、円形ボディなど普段やらない加工は楽しいです。

いざ、中間報告会へ!

渡邊健太郎(以下、渡邊):これが製作中のギターです。

Anly:持ってみてもいいですか?

渡邊:はい。まだパーツが付いていないので、(抱えたときの)バランスが少し違うんですけど。

Anly:ん!? 思った以上にフィット感が! すごい! すでにずっと弾いていたくなるくらい気持ちいい(笑)。いい感じです。

松本行雄先生(以下、松本先生):このサンプルは昨日、健ちゃんが一生懸命塗ってくれました。

渡邊:ボディの色は、太陽のイメージのギターなので、外側に向かって明るくなるようになっています。

Anly:もう少し明るくなると、どういう色になるんですか?

松本先生:赤っぽい感じというか、レスポールのチェリーサンバーストみたいな。ヴィンテージ感を出したいとAnlyさんがおっしゃっていたので、ちょっと落ち着いたほうがいいかなと思って。

Anly:想像していたのより、ちょっと暗いかなと思ったんですよね。なので、もうちょっと明るめにしてもらえると嬉しいです。今は黄色が強い、私が打ち合わせで言った“ウッドな感じ”にしてもらっているんですけど、実物を見るともうちょっと明るくオレンジにしたほうが“太陽のイメージなんだろうな”って伝わると思うので。

渡邊:じゃあ、こっち(イラストレーターで渡邊くんが作成したイメージ画)に近いイメージですか?

Anly:はい。こんな感じで、もうちょっと明るめで。

松本先生:裏側は、ちょっと暗い落ち着いた感じになっています。ここ(ボディの穴を空けている部分)が、キレイに塗装しにくい場所で、暗めのほうがキレイに仕上がります。なので、ボディ裏にいくにつれて暗めにしますが、大丈夫でしょうか。

Anly:そこは、健ちゃんに委ねます!

渡邊:ピックガードとペイズリー(装飾)は、まだサンプルです。

Anly:いいですねぇ。

松本先生:ピックガードはアクリル二層の素材です。表面はシルバーのアクリルをレーザー加工機で彫刻して、裏から黒いアクリル板をつけて、削って透明になった部分に黒色が入るようになっています。

渡邊:他の素材もあったんですけど、模様が削れないようにしたくて。

Anly:確かに、そのほうがいいですね。せっかくの模様だから残っていてほしい。

(ボディの上に装飾を乗せるAnlyと渡邊くん)

Anly:わぁ、太陽になった! 可愛い!

渡邊:ネックのポジションマークも光らせてみますね。

Anly:光った〜! 素敵です。色も青で、いい色してますね。これって、オン/オフできるんですか?

渡邊:裏側にスイッチをつけようと思ってます。

Anly:ありがとうございます。ライブの演出上、光ってないときも欲しくて。暗いところでカチッと点けて、ステージを見ている人に“何だ!?”って思わせたいです(笑)。

松本先生:ヘッドとロゴのデザインも決めましょう。コンペ形式で(笑)。

(画面上にヘッド&ロゴのデザイン案を4つ表示する)

Anly:これは渋くてカッコいい! バランスが取れてるのはその左のやつですけど、端っこのやつもいい。あ、でもこっちもいいなー…。全部いい(笑)! 迷っちゃいます。

(微笑みながら見守る松本先生と渡邊くん)

※編集部注:ここからしばらく悩んだAnlyさん。どのデザインに決定したのかは、今後のお楽しみ!

渡邊:ネックのグリップも確認したいです。

(渡邊くんが作ったネックと、松本先生が作ったサンプルネックを比べるAnly)

Anly:ボディと一緒に持ってみると…ちょっとだけ、こっち(サンプル)の細さがいいかもしれないです。

松本先生:健ちゃんが作ったネックは、打ち合わせでAnlyさんが選んだサンプルの型を取って作っています(Vol.3参照)。僕の作ったほうは少し細くしてみました。

Anly:本当に微調整くらいなんですけど、ロックを演奏したいので、細くしてほしいです。

松本先生:今回の確認は以上になります。

Anly:本当にありがとうございます。ライブとかフェスで使ったら、誰が見ても“ん!? あのギターは何だ!?”ってなると思います。本当にすごいなぁって。このギターに合う曲を、もっと作らないと。中学生や高校生のときは、こういう技術的な科目は得意だったんですか?

渡邊:いや、そんな…。あ、でもプラモデルとか作ってましたね。

Anly:それだ! でも、ギターを弾くのと作るのと、その分かれ目は何だったんですか?

渡邊:もともと弾くのは趣味で。ギターが好きすぎて、今度は中身が知りたくなってましたね。

Anly:なるほど、そこでモノづくり的なものが。ギターという同じものを触ってるのに、私と全然違う思考が動いて、違う道に進むのって、面白いなって。今まで何本くらい作ったんですか?

渡邊:5本です。

Anly:すごいなぁ。同い年で、同じようにギターと関わっていて、私は曲だけど、健ちゃんはギター本体を作れるからすごい。私だったら、絶対無理。塗り絵でも途中で諦めるもん(笑)。完成まであと少し、よろしくお願いします。

製作作業もいよいよ終盤へ!
次回は9月30日にアップ予定です。

Information

Single

5th Single

「北斗七星」

【発売日】2017年8月9日

初回生産限定盤(CD+DVD)
SRCL-9451〜9452/¥1,389+tax

通常盤(CD Only)
SRCL-9453/¥1,111+tax

Live

「Anly Live Tour 2017 ☆北斗七星☆」

10月10日(火)
仙台・LIVE HOUSE enn 2nd
10月11日(水)
HEAVEN'S ROCK宇都宮 VJ-2
10月14日(土)
福岡・Queblick
10月15日(日)
広島・BACK BEAT
10月19日(木)
名古屋・CLUB QUATTRO
10月20日(金)
梅田・CLUB QUATTRO
10月24日(火)
渋谷・CLUB QUATTRO

追加公演
Anly Live Tour ☆北斗七星☆ Special Unplugged Live

10月29日(日)
沖縄・桜坂セントラル

チケット料金:All Standing¥4,000(税込) ドリンク代別、整理番号付
※未就学児童は入場不可、小学生以上はチケットが必要となります。

【お問合せ】ホットスタッフ・プロモーション 03-5720-9999 (平日12:00〜18:00)

Album

1st Album

『anly one』

【発売日】2017年4月26日
¥2,700+税SRCL-9381

収録内容

1. 太陽に笑え
2. FIRE
3. 笑顔
4. この闇を照らす光のむこうに
5. サナギ
6. 傘
7. カラノココロ
8. Enjoy
9. だから
10. レモンティー
11. いいの
12. Don't give it up!
13. EMERGENCY
14. Come back

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